2014年7月19日土曜日

きほん酔った頭

自分の話す話の筋が見通せない。
それはそれで先読みに
眉間にしわはきざまれることはないし
未来形の引き出しは
まばらな記憶の貝殻ひとつふたつ
ってそれは過去じゃないって
疑問符が常にたち
役にたたないものが未来に
ひしめくこともない。

そう、きほん酔った頭で
明日も昨日も考えない。
ぐらんぐらんと天地がひっくりかえったり
時に力をいれて焦点があったりすれば
もう眠気がその次にはやってくる。
かと想えば、立ち食いそばのたぐいを
たべたがりもして、そんなときは
食べた後のもたれる胃や手遅れなまでの
日々の財布にたまったクーポンやら、
身に付いてかえりみないセルライトなど
不健康なまでに健康を考える。

雨が降れば正気にもどり
布団をほしっぱなしにしてきたことを
想いだしては全力疾走は元の木阿弥
息きらして、蹴りとばす缶
もなし。

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