2014年7月16日水曜日

ビル、ジャズ、ピアノで検索なんかしない

ビルのこと何もわかっていない

と言われても、こちらも好きなだけで

何もわからなくてもいいと想っているのだ、

そんな関係だってあるだろ?

っていうのもめんどくさい。


情で愛してしまうと、背景との

温度差が生まれる。

すべて目に見えて

見ていないその他大勢を自分勝手に

冷ややかと思うのは勝手だが

藪から棒を突き出して

冷ややかな方へ語りかけるのは、

夜道の自転車歌うたいが人の気配に

声を縮める羞恥心ぐらい持ちなさいと

後ろ手でドアをしめて立ち去る最後の説教だ。


彼の糸こん好きなどきみなどは

日々の天気ほどの興味をくすぐらない。

彼女の背中のほくろの数は

彼女自身もしらない。


しりたがりがけつまくって

投げ出したゲームは

敗戦処理投手を生み出した。


なかなかこのゲームは終わらない。

その瞬間、

故郷の海でイルカが飛び跳ねているだろう。

その瞬間、

ロッキングチェアが静かに揺れ幅を縮めるだろう。

鳩が啼く木の下を通り過ぎ

急に啼きやみぼくはここにいた。


そう緩慢な死などはじめからなく
あるという幻想がなければ
サドンデスでハッピーさ。
けど、その奥行きはあったなんて
この舞台ではいいっこなしってことで、
きみは逃げながら逝った



0 件のコメント:

コメントを投稿