2014年8月1日金曜日

undone

夏になるとヤマウチ先輩を想いだす。

20代の夏、ぼくはニヒルが極まっていた。
それでもって、めちゃくちゃ人を責めたし、
自分も責めたし、プール1杯ぶんのビールを
1年間で飲む勢いだったし(飲めないけど)、
最終的に誰とも話さなくなりひどい虫歯にもなった。

その時の自分が今の自分をみたら、
さらに少しがっかりするかもしれない。
夢は密かに大きかったのかもしれないから。
けど、好きにはなってくれると想う。
まあ、その夏はとにかく自分を責めていた。

ところで、
あるがままって、
自分を責め続けない事だと最近想う。
自分を責めることと
自分のいいじゃんと想うこともちゃんと認めることは、
結構、これ同じベクトルのうえにある。
じゃあ、心地よい波にのったほうがいい。

そんなデスぺラードなコニシくんに
ヤマウチ先輩が見かねて、
「学校といえども社会だから、
不快なやつはだれからも愛されない。
コニシくんやばいよ。今の状態。」って言ったんだ。
このことばでコニシくんに社会性が少し芽生えた。
愛されたいがあまり、自分を投げ捨てて
かまってちゃんになっていたわけだ。
ありがたや、ヤマウチ先輩。

わがままなひとほど
自分で立つことを忘れるし、
人に答を求め、それを鵜呑みにするし、
愛されたいと人一倍に思っている、そして、
自分を責めもするが、
ダメだと勝手に決めた自分を正当化するし、
自分を違う何者かに巧妙にすりかえる。
わがままなひとほど
わがままであることにきづかない。
決してそんなのあるがままでも素直でもない。
だけど、20代の自分に
御苦労さん、
そして、サンキューといってあげたい。







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