2014年8月2日土曜日

ルール

いつからか自分のルールを作る。
そのルールが自分を縛ってゆくのだ。
縛っていないと流されてしまう小舟のように
錨をおとしてその場に立ち止まろうとする。
しかし、動いているのは舟ではなく
海であり陸地であり空である事に気付いていない。

そもそも「できるできない」という
考え自体も一瞬一瞬を楽にすごす保険のようなものだ。
それ自体は予見知であり設計図であり、
楽に泳ぐ事の出来る水たまり。
それはそれで楽しいこともあろうが、
自らの命が動く術を忘れてしまう。

いつからか作ったルールには
解除スイッチがある。
それを手放せばいいだけのスイッチ。
ルールをもたなければ
ルールは作動しない。
しかし、手放せないように
たくみにすりついている。
手放すにはあらたなルールをつくることだ。
しかも、そのルールに、
いつもそのルールをたたき壊すことができるように
もろくつくるのだ。
もろいということは永遠だ、

0 件のコメント:

コメントを投稿